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おとり広告?/ピッタリな物件を広告・ネットで見つけたのに/問い合わせしたら決まっていた/どうして?

不動産を借りたり、購入する場合、通常SUUMOやアットホーム、ホームズ等の
ポータルサイトで探したり、新聞折り込みやポステイング広告等で
情報を入手する方が多いかと思います。

ただ結構、実際に条件に合いそうなので問い合わせしてみると
契約予定・契約が終わっていると言われるケースがあります。

おとり広告と言われる、実際には契約できない物件を掲載して
お客さんを集める悪いケースもありますが、それ以外のケースもあります。

今回はこのような場合に考えられるパターンと、良い物件情報を
優先的に入手する方法について書いていきます。

①契約は締結前だが、日程・条件が合意し確定している

通常、特にネットやポータルサイトに物件を掲載している場合
物件の掲載をやめるのは実際に契約書類に署名・押印等が終了し、契約が確定してからになります。
なぜなら、正式に契約締結する前に主に買主・借主からキャンセルになるケースもあるからです。

不動産の賃貸、購入の流れとしては①購入・賃貸の申し込み⇒②売主・貸主との条件(金額・契約日等)の調整、
ローンの事前審査・保証会社の審査等⇒③契約書類の署名・押印し正式に契約となります。

上記でいうと②までは完了しているが、③がまだ未了だが数日以内に行われるようなケースです。
その場合、内覧等はできるが1番手の方がいるので契約出来ない可能性があり、原則キャンセル待ちで良いなら
案内可能なケースか、万が一、キャンセル等が発生した場合はすぐ連絡しますと
いった対応を問い合わせいただきた方にはいたします。

①の申し込みは入っていても、価格交渉等が入っていたり、ローンや保証会社等の審査が
まだ完了していない場合は、後からの申し込みでも優先される場合があるので、
本当に借りたい、買いたい物件でしたらそのあたりを確認すると良いと思います。

②広告に掲載されてすぐなのに何故、他の方は先に情報を入手しているのか?

ポータルサイトや不動産会社のサイトに希望条件を入力していたり、
常時新着物件をチェックしていて、新規掲載されてすぐ問い合わせたのに
他の方でもう申し込みが入っている、決まっていると言われると
何故、先に情報を入手出来ているのか?という疑問があると思います。

それは、不動産業者が売却や賃貸の依頼をいただいたり
販売・募集金額が下がった場合に行う流れとしては以下となります。

①過去に内覧や来店されて、物件紹介依頼されている顧客への紹介
             ☟
②並行して、ネット・ポータルサイトへの掲載、広告の準備や資料作成
             ☟
③数日後に実際にネットやポータルサイトへ掲載、広告の実施

上記の様に、まず最初に行うことは過去に物件を内覧されたり、
来店や電話・メール等でエリア、予算等の希望条件を聞いて
条件に合う物件が出たら紹介してほしいと依頼をいただいた方に
優先的に新規物件の売り出しや価格変更の連絡を実施いたします。

特に人気のエリアの物件や、売主様の売却理由等で割安感のある物件は
ネットやポータルサイトに実際に掲載されたり、新聞折込やポステイング広告が
実施されるまでにはどうしても数日かかりますので、
紹介した顧客の中ですぐに決まる場合も多々あります。

よって広告が掲載されて、すぐに問い合わせをしたのに
先に他の方で申込済み、契約予定ということがおこります。

③おとり広告をしている

そもそも存在しない物件、実際には売却、賃貸されていない物件を
割安な条件で掲載し、集客する悪質なおとり広告が実施されている場合もあります。

・上記の様な状況を説明がなく、来店・待ち合わせしたら他の物件を強く勧めてくる
・2番手でも良い、キャンセルになれば連絡欲しいと言っても
 もう決まっている、こっちの物件が良いので契約した方が良い
・言っていることがコロコロ変わる

上記の様に対応が怪しかったり、強引さを感じたら集客のために
おとり広告をしている可能性を疑った方が良いでしょう。
不審に思ったら、紹介された物件の内覧や事務所への来店等はせずに別れて
ネットの口コミを見たり、他の不動産業者に掲載されている物件が本当にあるのか?を
確認する等した方が良いでしょう。

おとり広告の実施が疑われる場合や、その後もしつこく連絡があったり
強引な営業等ある場合は、管轄の国土交通省や宅建協会等の加盟団体に
連絡・通報すると良いかと思います。

④複数の業者で同時に広告しており、他社で先に決まっていた

物件の中には売主・貸主様の窓口が1社のみのケースと
同時に複数社に依頼しているケースがあります。

ポータルサイトや折込広告等で同じ物件が複数の業者で掲載されているようなケースが該当します。

売主・貸主様の依頼している業者が1社であれば、その1社で
物件の状況は分かりますが、複数の業者が同時に紹介・広告活動している場合
最新の販売・募集状況を定期的には確認して、更新するようにはしていますが
問い合わせをいただいたタイミングの直前で申し込みが入った、契約予定になるケースも
どうしても出てきてしまいます。その場合は、問い合わせいただいた方には最新の状況をお伝えしています。

⑤広告掲載前に新規物件情報や値下情報をGETする方法は?まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございました

条件にピッタリな物件を見つけたのに先に決まっている理由は
ある程度ご理解いただけていれば幸いです。

広告掲載掲載前に新規売り出しや値下げの物件情報をGETする方法としては、
上記のおさらいにもなりますが・・・・

①内覧、来店等で問い合わせた不動産会社に希望エリア、予算等の希望条件を
 伝えておき、希望連絡手段を伝えておく

②決まってしまったと言われた場合、『じゃあいいです』で終わるのではなく
 希望条件にピッタリだったので、同様の物件が出れば連絡欲しいと伝える

新規の販売物の情報だけでなく、金額の値下げ情報等も広告に反映される前に
不動産仲介業者が入手できる場合も多いです。
また表面金額は変わらなくても、実際に売却を急ぎたいので
価格交渉をある程度受け付けますといった情報も入手できる場合があります。

例えば、物件自体は気に入ったが価格面で不満があり
『価格がもう少し下がればなあ』という意向の場合は、
その旨を不動産会社に伝えておくだけでも、値下げ情報があった場合に
いち早く入手できる可能性が高まります。

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