大和ハウス工業（株）は、2022年4月20日「メタバース住宅展示場」を
2022年4月28日より公開すると発表しました。

　コロナ禍で加速しているオンラインを活用した戸建住宅の接客や販売を強化することが目的。
アバターを用いて顧客（最大6人）と同社の担当者がコミュニケーションを図りながら、
今話題になることも多い仮想空間上（メタバース）の住宅展示場を自由に見学できる仕様です。
同取り組みは業界で初となるとのことです。

　「家づくりタイプ診断」を行なった上で顧客の嗜好や興味関心がある家づくり情報等を
発信する予定で、ウェブから会員登録したメンバーを対象に行う予定です。
同社の主力商品に加え、ウェブ限定商品のモデルハウスもメタバース上に再現する予定です。

　メタバース住宅展示場では、モデルハウスを地表からの見上げる目線や上空から俯瞰する目線など、 360度さまざまな角度から見学できるようにしたほか、室内見学では子供やペットなどへの視点切り替えにも対応するとのこと。また、床や壁紙・天井等の色や素材のほか、インテリアなども複数パターンを瞬時に切り替えて、提案する。モデルハウス内のテレビ等で動画視聴も可能とのことです。

　今後は対応商品を拡大していく方針とのことです。

【参照ページ】
オンラインを活用した戸建住宅の販売を強化します｜大和ハウス工業のリリース｜会社情報 About Us｜大和ハウス工業 (daiwahouse.com)

不動産業界もオンライン重説の解禁等、近年DXが進められています。
オンライン内覧、商談等は現在行っている業者も増えてきていますが、
近い将来、モデルルームや現地内覧会に担当者が常駐せずアバターやロボットが
接客したり、そもそも新築マンションや実際のモデルルームなしで
メタバース上のモデルルームのみで販売する不動産業者もでてくるかもしれませんね。