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不動産営業(売買仲介)の仕事(平日編)

今回は不動産営業、その中でも居住用不動産の売買仲介の営業の平日の主な仕事内容や
ルーティーンをご紹介したいと思います。

不動産営業といっても、販売・仲介・買取、用地や物件仕入れ、リフォーム営業等
様々な種類があります。
売買の仲介営業マンは主に不動産を売りたい方と買いたい方を、マッチングさせて
成約報酬として仲介手数料をいただくことが主な仕事になります。

その中でも居住用物件(マンション、戸建、土地)をメインに扱う
営業、私もその一人ですがその主な平日の仕事内容を今回はご紹介します。

休日は?

居住用の不動産物件を取り扱う会社は、一般のお客様の休みは
土日が多く、案内・商談・契約等は土日、祝等の一般のお客様が
休日のケースが多いです。もちろん平日休みの方もいらっしゃるので
ご案内や商談するケースもありますが…

多くの居住用向け不動産を扱う会社は水曜日休みがほとんどです。
火、水又は水木の会社が多いイメージですね。
交代制で定休日を設けていない会社も最近、増えてきたイメージがあります。

物件の引き渡しは平日のみです。

不動産の引き渡し(売買代金支払い、所有権移転、鍵の受け渡し)は原則平日のみです。

何故なら所有権移転を受け付ける法務局は土日、祝日は休みなこと
ほとんどのお引渡しは銀行で行われるため、土日、祝日は銀行が休みな為です。

住宅ローンを利用の買主様の引き渡しは、ローンを借りる銀行で
現金購入の方も大半は銀行で集まり、振込手続で売主様に代金を支払います。
稀に現金を持参したり、小切手で行うこともあります。

銀行の営業時間内に振込等を済ませ、法務局に登記書類を当日申請する必要があるので
午前中、遅くても昼頃スタートで行うケースがほとんどです。

物件調査・資料作成、契約準備、広告準備

新規で売却依頼をいただいた場合は物件の調査と販売資料の作成を行います。
マンションであれば管理会社、管理組合 用途地域や建築制限等の事なら役所、
水道やガスの配管等は水道局やガス会社で調査し、販売用の物件資料を作成します。

加えて広告予定であれば、ネットへの掲載、折り込み広告の準備手配の業務もあります。

同じように契約予定の物件があれば、調査及び契約書や重要事項説明書等の
契約書類の作成を行い、契約に備えます。

ポスティング、空家・空地調査、紹介依頼等

新規の売却依頼をいただくための業務としてはポスティングをしたり
空家や空地を調べて、登記簿謄本で所有者を調べDMを発送したりします。

また既存顧客への紹介依頼、ハウスメーカー系や銀行系の仲介会社であれば
系列の会社、営業に紹介依頼で訪問することもあります。

また購入客を探すために、賃貸マンションやUR等に物件チラシを
ポスティングすることをメインにしている業者もあります。

査定書作成、業務報告、事務作業等

その他業務としては、売却相談をいただいた方への査定書の作成や参考資料の準備
販売依頼をいただいている売主様への営業活動報告書の作成・発送、
平日休みやリタイア済みで平日時間の取れる売主様への訪問、業務報告等もあります。

後は他業者の新規売り出し物件や価格変更をチェックしたり、
購入検討のお客様に資料送付や電話やメール等で物件紹介したりもします。

その他としては、契約、商談のお客様の銀行ローンの事前審査手配や必要書類準備
引き渡しのお客様への書類等の案内等の業務もあります。

まとめ

ここまでご覧いただき誠にありがとうございます。
平日は事務系作業や調査関係を中心に結構やることはあるんです。

契約や引き渡しが重複すると、かなり忙しく昼食を食べる時間がなかったり
帰りも遅くなることもあります。
もちろん平日に内覧を希望される方もいらっしゃいますし、クレームが発生することもあり
対応に追われることもあります。

ただ新規物件も無く、契約予定も無い状況は精神衛生上良くないので
適度な忙しさがあった方が、ありがたい営業は多いでしょうね。

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