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中古マンション、戸建を購入し好みのリノベーション、リフォームして住みたい!注意点は?

中古マンションや中古戸建の購入を検討する時、
室内全面改装済みですぐ住める物件を購入するか?

それとも自分好みのリノベーションやリフォームをしたいので
室内状況が悪くても金額の安めの物件を購入するか?
どちらかで迷われる方もいらっしゃいます。

今回は後者の自身でリノベーション、リフォームしたい方へ
注意点をお伝えしいたいと思います。

マンションの場合、管理組合の承認がほとんどの場合、必要です!

マンションを購入、リノベーション・リフォームして住みたい方、マンションの場合
ほとんどのケースで室内を改装する場合は、管理組合に事前に改装内容や工事業者を
明記し届出をして、承認を得る必要があります。届出書類や承認までの日数、
フローリングの可否、養生個所の指定等 マンションごとにルールが違いますので
購入前にしっかり確認しておく必要があります。

(下記のような場合、承認まで時間がかかるケースがあります。)
・届出だけでなく、隣接住戸の所有者に承諾書をもらう必要がある
⇒不在が多かったり、話を聞いてくれない、承認してくれない方もいらっしゃいます。
 また空家のケースなど その場合のルールも確認しておいた方が良いです。
・図面や仕様書、工事業者の誓約書等 提出書類が多い
⇒届出書1枚でOKの所もありますし、設計図、仕様書、図面等提出書類の多い所もあります。
・届出から組合の承認までの日数が長い
⇒通常は届出から1~2週間程度で承認が下りる所が多いですが、審査が厳しい管理組合だと
 1ヶ月以上かかったり、追加書類提出、追加説明を求められるケースもあります。

またマンションによっては、マンション独自の禁止事項があるケースもありますので、
事前に自分の好みの改装が可能か確認して下さい。
(よくある禁止事項)
・フローリングが禁止 禁止では無くても遮音性能に指定がある。

資金計画で注意すること

改装済み物件やハウスクリーニングと軽微な補修くらいで入居できる物件は
売買代金支払い後、鍵を受領しすぐにでも引越しできますが
自分で改装してから住む場合は、当然鍵を受領できるのは、売買代金を全額支払ってからに
なりますので、改装が終わるまでは住めないため、その間 賃貸にお住まいで
住宅ローンやリフォームローンを組まれる方ですと、今の家賃、ローン支払い、マンションなら
管理費等の費用が重複してかかる期間が発生します。

また場合によっては、改装をスタートしてから追加の交換、補修個所が発生して
追加負担が発生するような場合もありますので、余裕をもった資金計画をする必要があります。

工事前の近隣挨拶は大事です。

私が購入物件を仲介したお客様や、買取再販の仕入れ、企画営業をしていた時に
工事前に近隣住民への挨拶や、工事日時、内容、連絡先等を記載した
挨拶分の投函を怠ったため、工事中若しくは入居後に文句を言われるなど
トラブルになったケースがありました。

最低限、工事業者には近隣挨拶、不在の場合は挨拶分の投函などの実施確認を
した方が良いですし、近隣や同じ町内であれば本人が挨拶するのも良いかもしれません。

折角、希望の改装をした新居に入居して嫌な思いはしたくないと思いますので、
近隣への挨拶や案内書は実施することをお勧めします。

まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございます。

ご自身でリノベーション、大規模リフォーム実施の場合の注意点は以上となります。
特にマンションの場合は管理組合によって禁止事項やルールが、大きく違う場合がありますので
購入前に良く不動産業者に確認して下さい。最悪、禁止改装をすると現状回復を求められることもあります。

また資金計画も賃貸居住で住宅ローンやリフォームローンを組まれる方は
2~3ヶ月程度は今の家賃、住宅ローン、マンションなら管理費等の費用が重複してかかることを意識し
余裕のある資金計画を組まれることをおすすめします。

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