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住宅ローン金利の低い今、不動産は買い?金利が1%違うと支払いはどれくらい変わる?

コロナ過においても新築、中古ともに市況は活況というニュースが良く報道されており
成約価格も都心部を中心に上昇している報道もありますし、我々も日々営業する中で
実感しております。

理由の中で良く言われるのが、住宅ローン金利の水準が歴史的に低水準であるという
指摘が良くされます。住宅ローン控除される年末残高の1%を下回る金利も珍しくありません。

実際に借入金利が1%や0.5%違うと、支払額や総支払額がどのくらい違うのか?
本日はシュミレーションしてみたいと思います。

①借入金額3,000万円 借入年数20年の場合

ケース①借入年数20年 借入金額3,000万円 元利均等返済 ボーナス払いなしのケース

(1)金利1% 月々払い:137,968円 総返済額:33,112,390円
(2)金利1.5% 月々払い:144,763円 総返済額:34,743,269円
(3)金利2% 月々払い:151,765円 総返済額:36,423,600円

金利0.5%の差で月々払いで6,795円の差 総返済額で1,630,879円の差が出ました。
金利1%の差で月々払いで13,797円の差 総返済額で3,311,210円の差が出ました。

②借入金額3,000万円 借入年数25年の場合

ケース②借入年数25年 借入金額3,000万円 元利均等返済 ボーナス払いなしのケース

(1)金利1% 月々払い:113,061円 総返済額:33,918,520円
(2)金利1.5% 月々払い:119,980円 総返済額:35,994,269円
(3)金利2% 月々払い:127,156円 総返済額:38,146,890円

金利0.5%の差で月々払いで6,919円の差 総返済額で2,075,749円の差が出ました。
金利1%の差で月々払いで14,095円の差 総返済額で4,228,370円の差が出ました。

③借入金額3,000万円 借入年数30年の場合

ケース③借入年数30年 借入金額3,000万円 元利均等返済 ボーナス払いなしのケース

(1)金利1% 月々払い:96,491円 総返済額:34,737,068円
(2)金利1.5% 月々払い:103,536円 総返済額:37,272,982円
(3)金利2% 月々払い:110,885円 総返済額:39,918,903円

金利0.5%の差で月々払いで7,045円の差 総返済額で2,535,914円の差が出ました。
金利1%の差で月々払いで14,095円の差 総返済額で5,181,835円の差が出ました。

④借入金額3,000万円 借入年数35年の場合

ケース④借入年数35年 借入金額3,000万円 元利均等返済 ボーナス払いなしのケース

(1)金利1% 月々払い:84,685円 総返済額:35,567,998円
(2)金利1.5% 月々払い:91,855円 総返済額:38,579,239円
(3)金利2% 月々払い:99,378円 総返済額:41,739,108円

金利0.5%の差で月々払いで7,170円の差 総返済額で3,011,241円の差が出ました。
金利1%の差で月々払いで14,095円の差 総返済額で6,171,110円の差が出ました。

まとめ

今回はわかりやすく借入金額を3,000万円に統一し、金利と年数を変えた場合の
差額を記載させていただきました。

金利が0.5%、1%変わった場合の月々返済額や総支払額の違いが年数が長くなれば
なるほど大きくなりますね。
35年返済の場合だと、1%の差で総支払額に600万円以上の差が出ました。

金利が低いと月々払い、総支払額が大きく変わるので、それだけ
購入金額が上積みできることもあり、不動産市況の活況につながっているのかも
しれませんね。市況が悪くなって、金額が下がっても金利が上げれば
月々支払う金額はそんなに変わらないということもあり得ますので。

銀行の住宅ローンHP等でもシュミレーションできるところも多いので
見てみると良いかもしれません。最後に、お勧めの住宅ローン比較サイトを
リンクで貼っておきますので参照下さい。

住宅ローン比較サイト モゲチェック

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