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名古屋市中区/栄広場が閉鎖/跡地には41階建の高層ビル/高級ホテル、商業施設、シネコン等の複合施設

三菱地所(株)、(株)パルコ、日本郵政不動産(株)、明治安田生命保険相互会社、
(株)中日新聞社は、2022年7月1日に「(仮称)錦三丁目 25番街区計画」(名古屋市中区)に
着工すると発表しました。

現在の名古屋三越栄の向かいにある、通称『栄広場』と呼ばれる場所になります。

 国内外の文化・交流価値創造拠点をコンセプトに、名古屋の新たなランドマークとなる
シンボルタワーを建設する予定で、地下鉄東山線・名城線「栄」駅から直結、
鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造地上41階地下4階建て、延床面積約10万9,700平方メートル。
区分所有建物で、パルコが所有し運営する商業施設(地下2~地上4階)、
三菱地所・日本郵政不動産・明治安田生命保険・中日新聞社が共有し、
賃貸するシネコン(5~9階)、オフィス(12~30階)、ホテル(10・11・31~41階)で構成する予定。

 ホテルゾーンは、米ヒルトンのラグジュアリーブランド「コンラッド・ホテルズ&リゾーツ」が
進出し、「コンラッド名古屋」(客室数170室)をオープンする予定で、スタンダード客室で
面積が約50平方メートルと、名古屋地区で最大級の広さとなる予定です。

 オフィスゾーンは、3層吹き抜けのスカイロビーを設置し、総貸付面積約2万5,000平方メートル、
基準階面積約1,600平方メートルのオフィスを用意する予定です。
また、新たなビジネスの創発を目的に、コワーキング、カンファレンス、ライブラリー、
プライベートワーキング機能等も整備し、2フロアに集約し、企業・学生・市民などのコラボレーションを創出。シネコンゾーンは「TOHOシネマズ」が栄エリア初進出し、商業ゾーンは、
パルコが高級感のある商業施設を展開する。

 「名古屋市建築物環境配慮制度(CASBEE 名古屋)」においてSランクを目指し、
敷地内で緑化面積20%以上を確保するほか、建物内に地域冷暖房などを導入。
防災のため、複数の非常用発電機と防災備蓄倉庫も整備する予定です。

 竣工は2026年3月、開業は同年夏頃の予定とのことです。

栄エリアは近隣でも再開発が進んでおり、ますます魅力的な施設が増えそうですね。
4年後完成したら、絶対行くと思います。

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