住宅ローンの金利が低水準が続いており、住宅ローン控除等もあるので
『賃貸で家賃を払うより住宅ローンを組んで買った方がお得ですよ』
『今の家賃と変わらない金額で持ち家が持てますよ』というキャッチフレーズを見たり
広告や物件問い合わせ、内覧時に言われたことがある方もいらっしゃると思います。
物件の金額やご年齢、購入物件によっては実際の支払い金額が少なくなったり
ほとんど変わらないという方もいらっしゃいますし、ずっと住み続けるのか?
将来売却した時にマイナスになるのか?トントンなのか?利益が出るのか?によっても
異なります。今回は3,000万円の中古マンションを購入するケースで
シュミレーションしてみたいと思います。
①3000万円、35年ローンを組んだ場合の比較
・借入金額3,000万円 35年 金利1% マンション管理費等額、月30,000円 固定資産年12万円で計算
*住宅ローン控除は現在協議中で未定ですが、可能性の高そうな控除率0.7% 中古上限2,000万円
控除年数10年で計算することとします。
■3,000万円 35年返済 金利1% 元利均等返済 ボーナス払いなしの場合
返済額月額:84,685円+管理費等30,000円=114,685円 ☚月額支払い額
114,685円×12ヶ月=1,376,220円+120,000円=1,496,220円
ここから住宅ロー年末残高の0.7%が10年にわたり控除されます。
*年末残高2,000万円以上の場合 年140,000円控除
1,496,220円-140,000=1,356,220円⇒こちらが年間の住居費支払い総額です。
1,356,220円÷12=113,018円となりますので、支払いだけで考えれば
月々家賃等の総額が113,018円より上か下かが支払いの比較になると思います。
*住宅ローン控除は現在協議中で未定ですが、可能性の高そうな控除率0.7% 中古上限2,000万円
控除年数10年で計算することとします。
■3,000万円 35年返済 金利1% 元利均等返済 ボーナス払いなしの場合
返済額月額:84,685円+管理費等30,000円=114,685円 ☚月額支払い額
114,685円×12ヶ月=1,376,220円+120,000円=1,496,220円
ここから住宅ロー年末残高の0.7%が10年にわたり控除されます。
*年末残高2,000万円以上の場合 年140,000円控除
1,496,220円-140,000=1,356,220円⇒こちらが年間の住居費支払い総額です。
1,356,220円÷12=113,018円となりますので、支払いだけで考えれば
月々家賃等の総額が113,018円より上か下かが支払いの比較になると思います。
②2,000万円 35年ローンを組んだ場合の比較
①の条件で例えば1,000万円を自己資金で準備して借入額を2,00万円にした場合は
どうなるか計算したいと思います。
・借入金額2,000万円 35年 金利1% マンション管理費等額、月30,000円 固定資産年12万円で計算
*住宅ローン控除は現在協議中で未定ですが、可能性の高そうな控除率0.7% 中古上限2,000万円
控除年数10年で計算することとします。
2,000万円 35年返済 金利1% 元利均等返済 ボーナス払いなしの場合
返済額月額:56,457円+管理費等30,000円=86,457円 ☚月額支払い額
86,457円×12ヶ月=1,037,484円+120,000円=1,157,484円
ここから住宅ロー年末残高の0.7%が10年にわたり控除されます。
*年末残高2,000万円以上の場合 年140,000円控除
残高は年末残高で年毎に減少するため、控除額は140,000円を下回ります。
今回は控除額を年120,000円として算出します。
1,157,484円-120,000=1,037484円⇒こちらが年間の住居費支払い総額です。
1,037484円÷12=86,457円となりますので、支払いだけで考えれば
月々家賃等の総額が86,457円より上か下かが支払いの比較になると思います。
どうなるか計算したいと思います。
・借入金額2,000万円 35年 金利1% マンション管理費等額、月30,000円 固定資産年12万円で計算
*住宅ローン控除は現在協議中で未定ですが、可能性の高そうな控除率0.7% 中古上限2,000万円
控除年数10年で計算することとします。
2,000万円 35年返済 金利1% 元利均等返済 ボーナス払いなしの場合
返済額月額:56,457円+管理費等30,000円=86,457円 ☚月額支払い額
86,457円×12ヶ月=1,037,484円+120,000円=1,157,484円
ここから住宅ロー年末残高の0.7%が10年にわたり控除されます。
*年末残高2,000万円以上の場合 年140,000円控除
残高は年末残高で年毎に減少するため、控除額は140,000円を下回ります。
今回は控除額を年120,000円として算出します。
1,157,484円-120,000=1,037484円⇒こちらが年間の住居費支払い総額です。
1,037484円÷12=86,457円となりますので、支払いだけで考えれば
月々家賃等の総額が86,457円より上か下かが支払いの比較になると思います。
③その他考慮しないといけないポイント
①、②は単純に支払い額のみの比較になります。
借入金額、年数、金利等はお客様の希望に合わせて計算がすぐにできますので
シュミレーションを希望の方はお気軽にお問い合わせください。
その他にも考慮しなければいけないポイントもあります。
マンションの場合ですと管理費、特に修繕積立金は年数が経過すると
徐々に金額が上がるケースがほとんでですので、支払い額が増える可能性があります。
また金利も変動金利で組んでいる方は、変動リスクがありますし、
固定金利で組んでいる方も、固定期間経過後金利が上がると
月々支払い額が増える可能性もあるので考慮が必要です。
戸建の場合でも年数が経過すると外壁塗装や防水塗装、建物の維持、修繕費で
まとまった金額が必要となりますので考慮する必要があります。
下がる可能性があるとすれば築年数経過と共に固定資産税は
下がる可能性はありますが、土地の評価額等が上昇する場合もあります。
借入金額、年数、金利等はお客様の希望に合わせて計算がすぐにできますので
シュミレーションを希望の方はお気軽にお問い合わせください。
その他にも考慮しなければいけないポイントもあります。
マンションの場合ですと管理費、特に修繕積立金は年数が経過すると
徐々に金額が上がるケースがほとんでですので、支払い額が増える可能性があります。
また金利も変動金利で組んでいる方は、変動リスクがありますし、
固定金利で組んでいる方も、固定期間経過後金利が上がると
月々支払い額が増える可能性もあるので考慮が必要です。
戸建の場合でも年数が経過すると外壁塗装や防水塗装、建物の維持、修繕費で
まとまった金額が必要となりますので考慮する必要があります。
下がる可能性があるとすれば築年数経過と共に固定資産税は
下がる可能性はありますが、土地の評価額等が上昇する場合もあります。
④将来的に売却可能性がある方は、資産価値重視で
不動産購入しずっとそこに住み続ける可能性が高い方は、
ご自身の好みの立地、間取りで購入、建築されても良いと思います。
将来的転勤や帰郷等があり将来的に売却、賃貸の可能性が高い方は
資産価値も考えて、将来的に売りやすい、貸しやすい物件の購入を考えた方が
得策です。駅近くの物件、エレベーター、買い物施設が近隣にあり便利等
資産価値が下がりにくいといったポイントも重視された方が良いですよ。
私自身は2011年に名古屋市東区の駅近くの中古マンションを2,100万円で購入し
2021年に住宅ローン控除10年が終わったタイミングで2,300万円で
売却することが出来ました。住宅ローンを完済しても手元に現金が残ったので
ずっと賃貸で住んでいることを考えたら、得したといえるかもしれません。
ご自身の好みの立地、間取りで購入、建築されても良いと思います。
将来的転勤や帰郷等があり将来的に売却、賃貸の可能性が高い方は
資産価値も考えて、将来的に売りやすい、貸しやすい物件の購入を考えた方が
得策です。駅近くの物件、エレベーター、買い物施設が近隣にあり便利等
資産価値が下がりにくいといったポイントも重視された方が良いですよ。
私自身は2011年に名古屋市東区の駅近くの中古マンションを2,100万円で購入し
2021年に住宅ローン控除10年が終わったタイミングで2,300万円で
売却することが出来ました。住宅ローンを完済しても手元に現金が残ったので
ずっと賃貸で住んでいることを考えたら、得したといえるかもしれません。
・まとめ
中古マンションなら毎月の管理費等、戸建てでも年数経過すると
維持、修繕費がかかること等をきちんと考慮してある程度
余裕のある資金計画で購入を検討されることをお勧めします。
購入は出来たけど、住宅ローン等の支払いで毎月厳しい状況で
趣味等の楽しみが出来なくなってはつらいと思います。
弊社は大きな買い物である不動産の購入検討者様にはしっかりと資金計画の
ご説明をして、後悔しない不動産購入をしていただけるよう心掛け
営業活動をしております。また仲介手数料も0円~2%とお得に設定しておりますので
不動産の購入を検討の方は、是非お気軽にお問い合わせください。
維持、修繕費がかかること等をきちんと考慮してある程度
余裕のある資金計画で購入を検討されることをお勧めします。
購入は出来たけど、住宅ローン等の支払いで毎月厳しい状況で
趣味等の楽しみが出来なくなってはつらいと思います。
弊社は大きな買い物である不動産の購入検討者様にはしっかりと資金計画の
ご説明をして、後悔しない不動産購入をしていただけるよう心掛け
営業活動をしております。また仲介手数料も0円~2%とお得に設定しておりますので
不動産の購入を検討の方は、是非お気軽にお問い合わせください。