総務省が2023年4月12日発表した2022年の人口推計(10月1日時点)によると...
■愛知県の人口=749万5千人(前年比0.3%減)と3年連続で減少、7年ぶりに750万人を割り込んだ
死亡者数が出生者数を上回る「自然減」を、転入数が転出数を上回る「社会増」で補えなかった。
■岐阜、三重を加えた3県全体は1118万3千人で6年連続で減少
※人口推計とは…国勢調査をもとにその後の人口移動などを加味して算出
■愛知県の人口は2010年代に入っても増加基調にあり、16年の人口推計(10月1日時点)で
750万人を突破し、19年に755万人まで増えたが、20年以降は減少が続いた。
■都道府県別の順位は東京、神奈川、大阪に次ぐ4位を維持した。
■愛知県では2017年から自然減が続いており、22年の自然減少率は前年比0.35%と
0.12ポイント拡大し、社会増加率は同0.06%で前年のマイナスからプラスに転じたが、
自然減を補うには至らなかった。
■年齢別では、15歳未満が前年比1.9%減、65歳以上の高齢者人口は0.1%増加。
■労働の担い手となる15〜64歳の生産年齢人口は462万8千人で前年から5千人減
■男性が1千人の減少だったのに対し、女性は4千人減った
■愛知県の大村秀章知事は12日の記者会見で「若い女性が働く場所を確保し、定着してもらうのが
一番のカギだ」と強調した。