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物件資料や広告に載っている引渡日とは? 即可能、相談、引渡日指定等々・・・どんなケースが多いの?       

不動産の広告や物件資料に価格や不動産の概要はもちろん、記載されていますが
引渡日が即可能、相談、期日指定~年~月以降と物件により違います。

購入でも賃貸でも、入居時期が決まっている場合は物件の価格、家賃やその他条件以外に
引渡日も考慮して選ぶ必要があります。

今回は引渡可能日の違い、どんなケースが多いのか?どんな方に向いているのか?
それらについて解説したいと思います。

①入居可能日 即可能物件とは

入居日が即可能物件とは、空室で新築、若しくはリフォーム等も終了した状態で
契約し、売買代金全額を支払う、賃貸なら入居費用全額を支払い次第
すぐにでも鍵が受け取れて、入居できる物件になります。

売買の場合でも通常は、物件に抵当権や根抵当権等が設定されていると
空室でも解除に数週間~1ヶ月程度かかりますし、賃貸でも退去直後だと修繕、リフォーム、
クリーニングの予定があると入居まで日数がかかる場合がありますので、
空家すべてが即入居可能というわけではありません。

物件をお探しで、荷物の搬入や前のお住まいの退去等ですぐに入居したい方は
即入居可能という物件に絞って探すことになります。

また、完成済みの新築戸建てや不動産業者売主のリフォーム済物件等は
原則、売主側は少しでも早く売買代金を受領したいので、
契約後3週間~1ヶ月程度での引渡を契約条件にされる場合もありますので、
入居希望日が遅めの買主様には向かないかもしれません。

②入居可能日 相談という物件とは?

入居可能日が相談という物件も多いです。
名前の通り、買主様と相談の上決定するという意味になります。

上記即可でも記載した、空家でも抵当権等で解除まで日時が必要な場合や
居住中で決まり次第、引越しを考える売主様の場合が多いです。

引き渡し日相談という物件の場合は、購入申込や入居申し込みの際に
自分の希望引き渡し日を記載し、売主と協議して契約の際は
引き渡しの期日を設定して、それまでに売主、貸主は空家にする、契約で決めごとがあれば
実施して鍵を渡せる状態にします。
買主、借主は期日までに、残代金や入居費用を用意して支払える状態にする必要があります。

売買の場合ですと、大体1ヶ月~3ヶ月程度で設定することが多いです。
多少余裕をもって期日を設定し、それぞれの引き渡しに向けた準備が整い次第
期日前倒しで行うことも多いです。

入居希望日まで2ケ月以上の余裕がある方や、特に入居時期に制限のない方は
引渡日、相談の物件であれば問題はないと思います。

③引渡日の期日が指定の物件は?

未完成の新築マンションや建売住宅を契約する場合は、完成し登記等の手続きが済み
入居可能となる時期が記載されています。

中古住宅や既存に賃貸住宅の場合は売主や現居住者の退去の都合に合わせて
設定されています。賃貸の場合は現入居者の退去、リフォーム、クリーニングが
終わる時期、売買の場合であれば売主が転勤や、家を建築中で完成時期に合わせて等の
都合で~年~月以降の引き渡しが条件と決めて売却、賃貸募集を行っています。

この時期ですと、年末以降入居可能や来年3月末以降引き渡し可能という物件も
増えてくることが予想されます。

期日指定の物件ですと、期日の変更は原則交渉は不可能ですので、
設定の期日前に入居したい方は除外して探す必要があります。

良くあるのは3月以降引き渡しの物件で、ちょうど3月末~4月上旬くらいに
入居したいという方がマッチングするケースは良くあります。
無駄な家賃や住宅ローンの出費を抑えたい方で、入居時期が決まっている方は
引渡指定日が合う物件を探すのも良いかと思います。

まとめ

気に入った物件があった、予算にぴったりでも入居希望時期によっては
購入、賃貸が難しいケースもございます。

特に入居をお急ぎの方や、3ヶ月以上先を希望の方は
引渡可能日も考慮して物件探しをする必要があります。

予算や希望地域だけでなく、問い合わせの際に入居希望時期についても
不動産屋に伝えるとそれに合った物件の紹介が受けれると思います。

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