築年数が古いが、最寄駅や本数の多いバス停が近い等、交通の利便性が良い
または近くに買物施設がある、生活施設が揃っている等生活の利便性が良い等、
部屋や共用部分を綺麗に修繕し、家賃を適正に設定すれば十分満室にできるような場合は
共用部分、共用配管、屋根・外壁の劣化の確認、空室の修繕費等の見積もりを取ったうえで、
将来の利回りを計算し、問題なければ保有するのが良いと思います。

但し、共用配管の劣化や外壁や屋上の劣化が進んでおり、雨漏りや水漏れ、その他不具合が
出る可能性が高く、今後、修繕費用が多くかかるのが予想される場合は、
費用をかけるより、退去交渉、解体し売却する方が良い場合もあります。

周辺に多数賃貸物件があり、空室も多く目立つ地域では
部屋や共用部を修繕しても、築年数が古い、階段等の場合では
周辺に比べて余程家賃設定を安くしないと入居者を入れるのが難しかったり、
一度退去されると、次の入居者が決まりにくいという可能性が高いです。

入居率が高く、全所有者が建物の維持・修繕・管理をしっかり行っており
賃料収入がある程度ある場合でしたら、そのまま所有し、空室が増え家賃収入が下がった
老朽化が進んで多額の修繕費が必要になった時に売却を考えるのが良いかと思います。

またはある程度家賃収入があり、利回りが良く、建物の状態が良いうちに
好条件での売却を目指すというのも良いかと思います。

老朽化も進んで、多額の修繕費用をかけても回収が難しいような場合は、
早めに今の入居者と退去交渉をして、更地にして売却するか
入居者付で購入してくれる、個人または法人に売却した方が良いかと思います。

既にだいぶ前に実家を出て、『相続の収益物件の存在を知らない』
『所有しているのは知っていたが、詳細はよく知らない』という方も
多いと思います。

そのような場合は、まず現地を確認して共用部分の清掃はきちんとされているか？
空室のある場合は、部屋の修繕や入居募集はされているのか？
そもそも管理は前所有者が自分でしていたのか？管理会社に依頼していたのか？
そこをまずは確認しましょう。

前所有者が清掃や、家賃管理、入居者のクレーム対応等を自分で行っていた場合は
今後自分でするのか？難しいので管理会社に依頼するのか？を早急に決める必要があります。

管理会社に依頼していた場合は、相続が発生した旨を確認して
今後の打ち合わせを行いましょう。
管理会社に依頼しているのに、清掃や管理がきちんと行われていない
家賃の回収や滞納の把握等がきちんとされていない場合は、
管理会社の変更を検討されても良いかもしれません。

まずは物件の現状確認、入居状況の把握、滞納の有無を確認して下さい。

自己所有する場合、管理を今後どうするか？で迷う方も多いです。
管理会社に依頼した場合は、通常総家賃の5～10％程度の管理費がかかります。
自分で管理する場合は、管理費を支払う必要はありませんが、
入居者のクレーム対応、家賃の管理・回収、入退去の立ち合い、清掃
部屋の修繕に手配、入居募集を自分で行う必要があります。

所有のアパート等が近くにあり、トラブルがあってもすぐ駆け付けることができ
時間に比較的余裕があり、戸数が少なければ自分で管理するのも可能かと思います。

遠方に住んでいたり、時間に余裕が無い方は上記をすべて自分でこなすのは
難しいと思いますので、管理会社に依頼した方が得策かと思います。

設備の故障、不具合、入居者トラブル、近隣トラブル等
思いがけない連絡が入ることも多々ありますし、
築年数が経過すれば特に設備の故障や不具合の発生が増加するのが通常です。

相続した不動産のことで、お悩みの方はまずはお気軽に弊社の相談下さい。

相続不動産の立地、規模、築年数、現在の状態、収入と支出のバランス
そして相続人の方の状況、希望によってどうしたら良いかは？それぞれ異なります。

これらを踏まえて、成約実績豊富で多くのケースに対応してきた
担当者が最善のご提案をさせていただきます。
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退去が必要ば場合の交渉等　状況に合わせてサポートさせていただきます。

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