(公財)不動産流通推進センターは2024年1月22日に
2023年通年の指定流通機構の活用状況を発表しました。
今回はこのニュースについてまとめます。
※「レインズ(REINS)」とは国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構が運営している
コンピューターネットワークシステムです。
免許を受けた不動産業者が閲覧、登録可能で原則、
不動産業者は売却や賃貸の依頼を受けたら、
レインズに登録し幅広く情報公開をし、買手を見つける必要があります。
また成約情報等もこちらに登録されています。
〇2023年の新規登録件数は425万9,525件(前年比0.6%増)
〇物件別では、売物件が139万196件(同17.8%増)
賃貸物件が286万9,329件(同6.1%減)
〇売物件の取引態様別物件数は、
①専属専任媒介が13万5,344件(同9.7%増)
②専任媒介が45万8,577件(同33.0%増)
③一般媒介が28万5,316件(同20.5%増)
※専属専任媒介契約⇒依頼業者を1社のみ、自己発見取引も不可
専任媒介契約⇒依頼業者は1社のみ、自己発見取引は可能
一般媒介契約⇒依頼業者を複数に同時に可 自己発見取引も可
〇2023年末時点の総登録件数は91万1,170件(前年末比7.4%増)、
うち売り物件が40万3,517件(同31.7%増)、
賃貸物件が50万7,653件(同6.4%減)
売物件の成約報告件数は、17万8,479件(前年比2.1%増)だった。
【参照ページはこちら】
不動産市況データ | 公益財団法人不動産流通推進センター(旧 不動産流通近代化センター) (retpc.jp)