CASE 事例紹介

不動産売買

事業用資金の返済が厳しい/会社用地の約半分を売却し、規模を適正化した例

経営している会社の金融機関からの借り入れの返済が厳しいとの相談。事務所、工場、社員用駐車場等の敷地の内、約半分を売却し借入金を返済し事業を適正化できた事例

事例

【はじまり】
愛知県内の尾張小牧エリアで会社経営を経営されている方から
売上不振等により、銀行からの事業資金の借入金の返済が厳しく
現在事務所・工場・倉庫・従業員及び来客用駐車場があるが、
駐車場スペースを売却して、返済に充てたいとの相談をいただく
※敷地全体で2000坪以上、駐車スペースは約600坪程度
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【戸建分譲・マンション分譲業者等への紹介】
かなりまとまった土地でまとまった金額が必要だった為、
建売住宅やマンションの分譲業者を中心に、土地情報の紹介活動
駅からの距離や、周辺環境等からマンション用地として検討は難しく
戸建分譲業者で複数社、検討は可能だが希望の金額には届かない回答
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検討いただいた1社から、対象地の隣接地に利用していない空地があり
また倉庫にしている約200坪を加えると、土地の形や開発道路も入れやすくなり
購入の坪単価も高く購入できるが、検討できないか?との相談
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上記を売主様に報告、検討いただいた結果、事業は縮小を考えていたし
倉庫部分は一部を残し撤去は可能、購入検討業者の意向には添えるとの回答
あとは、隣接地の空家の所有者が売却に応じてもらえれば希望の金額を
大きく上回る条件で売却できそうな状態に
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【隣接地所有者への折衝】
登記簿謄本を取得し、所有者を調査した結果
所有者は名古屋市内に住んでいることが分かり、
まずは隣の土地の売却予定があり、購入検討の方が
合わせて購入したい意向があるが、検討いただけないか?等の
内容を記載した手紙を送付。
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タウンページに電話番号が掲載されていた為、手紙送付から数日後に
電話をかけると、所有者様本人が出て話を聞いていただく
手紙は読んだ、利用予定は特にないので金額が余程良ければ
売却を検討しても良いが、相場程度の金額で売る必要も特に無いとの意向
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購入検討の業者に上記の意向を伝えると、その土地があれば
開発道路を入れて、綺麗な地形で大規模な戸建分譲が出来るので
相場価格の1.5倍程度までなら、購入したいと回答いただき、
正式に会社で稟議を進めて、購入希望の書面を正式にいただく
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所有者に訪問のアポイントを取り、上記の購入希望条件を報告
実は昔、知り合いの不動産会社に相場より高めの金額で売却依頼を
したことがあったが、話が全く入らず辞めたことがあったとの話を聞き、
その時の希望金額よりも良い条件であったため、驚かれたがすぐに了承いただく
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【結果】
隣接地の売却も購入検討業者の希望通りになった為、
正式に売却契約を締結し、無事のそれぞれの土地の引き渡しも完了
最初に相談いただいた会社経営の方は、借入返済額を大きく上回る金額で
売却ができたため、借入金を返済しても手元に現金が残り、
残りの工場と簡易な事務所・倉庫で適正な規模で事業を行うことに

隣接地の方は、通常よりかなり良い条件で利用予定の無い土地が
売却できたことを喜んでいただきました。

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