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名古屋市/中川運河の土地利用規制見直しへ/観光に活用、遊歩道の整備等/気になるニュースまとめてみた

(中川運河とは?)
名古屋駅の南側と名古屋港を結ぶ約8.2キロメートルの運河、完成は1932年
1964年には年間7万5千隻を超す船が往来して、工場の資材や製品などを運ぶ市内の物流の
大動脈だった。現在でもには物流会社の倉庫などが並んでいるが、貨物の輸送は
トラックが中心となり運河の利用は落ち込んでいるのが現状。


【2022年9月17日 日本経済新聞掲載記事から】
■名古屋市などは名古屋港と市中心部をつなぐ中川運河を観光に生かそうと本格的に動き出す

■運河沿いに約250メートルの遊歩道を設ける工事を9月17日にスタート
⇒遊歩道は中川区の運河西側に約250メートル整備する計画で、
 鋳物メーカーの愛知ドビー(名古屋市が運営するバーミキュラビレッジのレストランと
 体験施設を結ぶ予定となり、2022年9月中旬に工事に着手して2023年度中の完成を目指す。

■名古屋駅南側の「ささしまライブ」では2022年度末にも市有地開発の担い手を公募
⇒2022年度末にも約6千平方メートルを対象に、開発を担う企業などの公募を始める。
飲食店やギャラリーなどを見込んでおり、夏季アジア競技大会が開かれる2026年までの
完成を見込んでいる。

■にぎわいづくりの計画を2012年にまとめたが、土地の利用規制が厳しいままだったため、
2023年度以降に見直す方針とのこと。
⇒運河の周りの土地の多くは名古屋市が所有している、水辺を生かした再開発を進めようと
10年前にも計画をとりまとめた。ただ管理を担う名古屋港管理組合のガイドラインでは、
飲食店といった集客施設は、広さ2千平方メートル以上の敷地に限定している。
再開発は企業などが返還した土地などに限られ、ガイドラインができた15年以降で周辺に
誘致できたのは3店のみとなっている。
倉庫群を照らす夜間ライトアップも定期的に催してきたが、使われていない倉庫も残っており、
景観を損ねている。市と管理組合は土地利用をめぐる規制を2023年度以降に見直す検討を始めた。

楽しみですね♪

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